竿先（ティップ）の違いとメリット・デメリット

この記事を読めば、竿先（ティップ）の違いとメリット・デメリットについて知ることができます。
使い分けて釣果アップにつなげよう！
また、オススメの釣り方についてもまとめています。

竿先（ティップ）の種類

ロッドの先端部分のことを竿先（ティップ）と呼びます。

ティップの中身が詰まっているものを”ソリッドティップ”、空洞のものを”チューブラーティップ”と言います。
ソリッドティップ・チューブラーティップ、それぞれには特徴があり、アングラーは狙う釣りものや状況によって使い分けをしています。

ソリッドティップ・チューブラーティップのメリット・デメリット

ソリッドティップ・チューブラーティップにはおのおの特徴があることは先ほど述べましたが、ここではメリットとデメリットについてまとめました！

ソリッドティップ

ソリッドティップのメリット・デメリットについては以下のとおりです。

メリット

アタリがあった時、すぐにググッと曲がるので向こう合わせの繊細な釣りに向いています。
魚が喰いついた時に違和感ももたれにくいです。

デメリット

中身が詰まっている分、チューブラーと比べて重いです。
また、チューブラーより曲がってから戻るのが遅いので、手元に伝わる感度も違います。

チューブラーティップ

チューブラーティップのメリット・デメリットについては以下のとおりです。

メリット

ソリッドと比較して軽いため、扱いやすい。
また、アタリがあったときの手元への感度も高く、機敏なアクションをつけやすいです。

デメリット

ソリッドティップより反発力が高いので、アタリを弾きやすい。
そのため、魚に違和感をもたれることもある。

メリット・デメリットの比較表

上記のそれぞれのメリット・デメリットを表にまとめました。

	ソリッドティップ	チューブラーティップ
メリット	アタった時、すぐにその方向に曲がるため、軽いルアーで繊細な釣りの時は最適。（乗せ調子） 魚が喰いついた時に違和感を持たれにくい。	ソリッドより軽量に作ることができ、手元に伝わる感度も高い。 また、機敏なアクションを付けやすい。（掛け調子） ロッドの種類も多い。
デメリット	詰まっている分、重い。 チューブラーと比較して曲がってから戻る力（復元力）が遅く、手元に伝わる感度も若干落ちる。	ソリッドと比較して反発力が高いのでアタリを弾きやすく、魚が喰いついた時に違和感を持たれやすい。

それぞれにオススメの釣りもの（ルアー）

乗せ調子・掛け調子など、メリット・デメリットをご紹介しましたが、ここではそれぞれに向いた釣り方についてまとめています。

	ソリッドティップ	チューブラーティップ
オススメの釣り	アジング、 ティップランエギング、 ひとつテンヤ、 など	メバリング、 ショアジギング、 オフショアキャスティング、 など

まとめ

今回は、竿先（ティップ）の違いとメリット・デメリットについてご紹介しました。
各メーカーの最新ロッドの商品説明などもぜひ、調べてみてください！

皆さんの参考になれば幸いです。