
リールとラインを買ったけど、どうやって巻いたらいいんだろう…

釣具屋さんだと巻いてくれるところもあるけど、
ネットで買ったりすると別々に届くもんね!
この記事を読めば、リールに糸(ライン)を巻く方法を知ることができます。
自分でラインを巻けるようになって、出来ることを少しづつ増やしていこう!
必要な道具
リールに糸を巻く場合、リールとライン以外にもあると便利な道具があります。
- リール本体
- 巻きたいライン(PEラインなど)
- ロッド(穴釣り用など短いものだとさらに便利)
- 下糸用ライン(下糸については後ほど説明します)
- 鉛筆 or スプールホルダー
リールの糸巻き量を確認する
リールを購入した時の箱や説明書、糸を巻いているスプールと呼ばれる部品を見てみると、
「この太さのラインなら何メートル巻けます」と分かるように記載があります。
例えば下の画像で、
PE1.2 – 350m
と書いてありますが、これは
1.2号の太さのPEラインをMAX 350m巻くことができます。
という意味になります。


リールには、何パターンかの糸巻き量を書いている
ことが多いです!
リールをロッドにセット
リールにラインを巻く時は、短いロッドなどにセットしておくと巻きやすいです。
今回は手元にあった穴釣り用のロッドにセットしています。

スプールに下糸を巻く
例えば、今回あなたはリールにPE1.2号を200m巻きたいとします。
ですが、そのまま200mをいきなりリールに巻いても
350 – 200 = 150 m 分だけ糸がスプールのMAXに足りません。
そこで、PEラインを巻く前に150m分だけ「下糸」と呼ばれるラインを巻いておく必要があります。
下糸は、ナイロンラインであれば比較的安価に準備することができると思います。
下糸の太さは巻きたいラインと同じ太さ(もしくはもう少し細い号数)がオススメです。
今回は例として、1号のナイロンラインを準備したとします。

下糸はユニノットと呼ばれる結び方をしています。
ここで気になるのが、
「ナイロンライン1号を下糸にするとして、PEライン1.2号を200m巻くには下糸を何回リールに巻き付けたらいいの?」
ということだと思います。
私の場合は、ネットで「リール 糸巻き量」などと検索してヒットした計算ツール(いくつかヒットします)を使って何回転させるのか割り出して、その分だけリールを回して下糸を巻いています。

リールに糸を巻く際は、鉛筆などの棒を下の画像のようにラインのスプールに通して、他の人に持ってもらったり、一人の場合は足の指で押さえたりし、ラインにテンションをかけながら(糸を張りながら)巻くようにしてください。
(テンションの掛け方について分かりづらかった場合は、YouTubeなどで動画を検索してみるとよりイメージが付きやすいかもしれません。)

他に、スプールホルダー(糸巻き機)を使うとさらに便利です。
リールに糸を巻く際は、下糸を巻いてスプールのMAX付近(9〜10割)まで巻くことが多いです。
MAX付近まで巻くことで、ルアーなどの仕掛けをキャストする際に、ライン放出時のスプールエッジとラインとの摩擦を少なくすることができ、結果的にキャストの飛距離を伸ばすことが可能となるからです。
※反対に、スプールの限界を超えて巻きすぎてしまうと、バックラッシュなどのトラブルの原因になるため下糸の巻量には気を付ける必要があります。

ここの段階が一番難しいかも…
下糸とPEラインを結ぶ
下糸を巻き終えたら、下糸とPEラインを結びます。
私は、「電車結び」でほどけないように結束しています。


ここまできたらもう一息!
PEラインを巻く
下糸とPEラインを結んだら、あとは巻きたいPEラインを巻くだけです。
先ほどの下糸と同様にテンションをかけながらラインを巻いていきましょう!
下巻きの計算が合っていたら、ぴったり巻き終わると思います!


ようやく完成!
まとめ
今回は、リールにPEラインを巻く方法について説明しました。
下糸を巻かないといけない場合は、少しだけ面倒ですが、
一度できれば他のリールへの糸巻きも自分でできるようになるため自分で練習してみましょう。

とりあえずやってみるよ!

下糸が面倒だと感じる場合は、
溝が浅いスプールが準備されているリールもあるから調べてみると良いよ!